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神田雑学大学 平成22年12月24日 

NPO法人神田雑学大学雑学博士学位授与式・祝賀会


第8号雑学博士学位記、川上千里氏、第9号雑学博士学位記、中村孝氏



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画鋲
第1部 雑学博士学位授与式
雑学博士号 川上千里さん ご挨拶
雑学博士号 中村 孝さん ご挨拶
第2部 雑学博士学位授与式祝賀会・望年会




2010年12月24日(金)18時より、ちよだボランテイア・センター3Fの会議室において、
「2010年度 NPO法人神田雑学大学雑学博士学位授与式」が開催されました。学位受賞者2名はじめ、NPO法人神田雑学大学会員・講師、吉祥寺村立雑学大学会員、月刊『本の街』発行人ほか、30名を超える出席者が集まりました。
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第1部 雑学博士学位授与式
授与式は、大空メイ理事の司会進行で始まりました。まず、NPO法人神田雑学大学の吉田悦花理事長より、第8号雑学博士学位記が川上千里氏に、第9号雑学博士学位記が中村孝氏に、それぞれ授与されました。博士の角帽をかぶり、ガウン姿の両氏は、手渡されたフォトプレートを手にして、さっそく写真撮影に応じられました。

司会の大空メイ理事、理事長より学位記を授与される川上千里氏、中村孝氏

川上千里さん(薬剤師、日本笑い学会関東支部運営委員)は、「NPO法人神田雑学大学ユーモア講演学笑いと健康研究科」にて、所定の学位論文の審査に合格したことを証し、雑学博士「ユーモア講演学」の学位が、また、中村孝さん(ロシア語通訳)は、「NPO法人神田雑学大学航海学航海記・漂流記研究科」にて、所定の学位論文の審査に合格したことを証し、雑学博士「航海学」の学位が、それぞれ授与されました。

NPO法人神田雑学大学において、川上さんは「免疫力を高めガンを防ぐ 医者のしてくれない話」ほか数回にわたる講義、中村さんは「航海秘話 1813督乗丸の海難」の講義が、学位授与の選考に際し評価されました。

受賞挨拶で、川上さんは「製薬会社で薬剤師をつとめ、定年後は、さまざまなボランテイア活動を行ってきましたが、元気に楽しく生きるためには、免疫力を高めることが大切だということがわかりました。免疫力は心の持ち方で上がります」と述べたあと、一本の割箸を手にし、「この割箸は、鹿島神宮のご神木です。これに念力を入れます」と、出席者全員にもご神木だという割箸を配り、それに気持ちを集中するよう促しました。

すると、川上さんが手にした割箸が、なんら手を加えないのに、一瞬わずかに上方に動いたのです。出席者一同、驚愕。よく見ると、配布された割箸には、ラバーバンドの細工がされており、一同、川上さんにしてやられたと爆笑。川上さん一流の弛まぬユーモアが、今回の雑学博士号受賞につながったのでしょう。

続いて、受賞挨拶に立った中村さんは、ロシア語通訳として乗船した水産庁の漁業監視船によるロシア漁船への立ち入り検査の状況について、詳細かつ興味深い話を語られました。このあと、川上さんと中村さんのおふたりへ、上野治子さんと和田節子理事より、花束が贈呈されました。

花束贈呈、川上千里氏と上野治子氏、中村孝氏と和田節子氏

さらに、「川上さんは警句の達人です。川上さんは、お世話になっている奥方には、何をいわれても『ハイ』と返事をして逆らわないことが大切だと言われました。『ハイ』と応えておけば、実行しなくてもよろしいということなので、私はさっそく家で実践しています」(三上卓治学長)。

餞の言葉、三上卓治学長、

「中村さんは1944年東京生まれ。学生時代にロシア語をものにし、その後、会社に勤務されましたが、50代前半に通訳として船に乗ったと聞き及んでいます。多読家としても知られ、吉祥寺村立雑学大学での講義は33回にも及びます。ご本人は、講義回数を100回にまで伸ばしたいと意欲的です。ぜひ実現していただきたい」(大竹桂子さん・雑学博士)と、餞の言葉が贈られました。

餞の言葉、大竹佳子氏

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雑学博士号 川上千里さん ご挨拶
今日は博士号を頂き、誠に有り難うございます。天にも昇る心地です。博士号授与の知らせを聞いて嬉しかったのですが、心配ごとがありました。友人に聞いたところ、博士号を頂くには大変お金がかかるんだそうです。論文の印刷費はもちろんですが、そのほか、担当教授や審査委員へのお礼、すべて裏金なのでいくらかかるか不明だそうです。しかし、雑学博士は「無料ですよ」とのことで、有り難く頂戴することにしました。

博士角帽とガウン姿の川上氏私は薬剤師で、5つのがん患者友の会に入っています。そこには末期がんから生還した人がたくさんいらっしゃいます。そこで、希望を捨てないで自分で治す気持ちが免疫力を高めるのに大切だということを教わりました。心の持ち方で免疫力や健康が左右されるのです。心の力で免疫力を高め、病気を治す方法で有名なのはアメリカのサイモントン療法です。

日本にも支部があり、病院でも採用されています。免疫力でがん細胞をやっつけていると念じていると、本当にがんが消えるのです。手が温かくなると念じていると、血行が良くなり温かくなることが証明されています。心で念じているように、体が反応してくるのです。

先日の講座で神田明神の祢宜さんのお話だと、日本人で神様を信ずる人は9%だそうですが、宗教をもっている人を調べると2億1千万人もいるそうです。今日は12月24日、クリスマスイブでケーキを頂き、大晦日にはお寺に行って除夜の鐘を突き、元旦には神社にお参りに出かけます。何を信仰しているのか、外人は不思議がるそうです。

目に見えない神様、免疫力や念力といったものは信じ難いものです。私はいま念力に凝っています。今日は、目に見えない念力を見える形で御覧に入れましょう。念力を発揮するにはその場の「気」が大切です。ここに割り箸があります。鹿島神宮のご神木で作ったものです。これに念力パワーを入れ込みます。みなさんの念力をここに集めて下さい。左手に割箸を握って、上から下に入れ込みます。パワー入れ、入れ、入れ。そこで笑っている方がいらっしゃいますが、そんな方がいると念力が入って行きません。みんなで真剣に念ずることが大切なのです。

パワー入れ、入れ、入れ。だいぶ入った感じがします。これからが本番です。触れないのに、左手に持った箸が上がっていきますよ。みなさん、上がれ、上がれと念じて下さい。上がれ、上がれ、まだ弱いですね。私の左手に伝わってこないです。上がれ、上がれ。あっ、いま少し上がりましたね。上がれ、上がれ。ほら上がりました。それでは、みなさんにも割箸を配ります。箸に付いているゴムを中指に掛けます。ゴムが見えないようにすることと信じることが大切です。川崎市教育委員会や日本女子大の「おもちゃ講座」でも、これは大人気でした。こんなことをやっている人間が、博士を頂いてもよいのでしょうか。本日はどうも有り難うございました。

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雑学博士号 中村 孝さん ご挨拶
馬子にも衣装ということで、今日はネクタイと上着を引っ張り出してきました。こうしたセレモニーには、トンと縁の無い者ですので、何やら落ち着かなく、穴があったら入りたい心境です。授与式を開いて頂いた神田雑学大学理事のみなさま、そしてご参加のみなさまに改めて感謝申し上げます。

博士角帽とガウン姿の中村氏11月に漁業取締船にロシア語通訳として乗船した時のお話をしたいと思います。500トンほどの船で塩釜を出港しました。乗組員19人、その中に水産庁から2人、そして露語&韓国語の通訳が各1人。目的は三陸沖のサンマ漁船の立入検査でした。時期的には尖閣諸島の中国船の映像流出問題が、連日報道されていましたので、船長に気になっていることを聞いてみました。

「新聞報道だと海上保安庁の船が強行接舷し、6人が中国船に乗り込んだとありますが、具体的にはどうやって逃げる中国船を捕まえたのでしょうか?」。

船長曰く「たぶん、2、3隻で囲い込んで身動きできないようにし、速度が弱まった頃に接舷して乗り込んだのではないか。6人のうち、数人が操舵室に駆け込み、エンジン停止としたのではないか」。まあ、野次馬的には、この接舷&乗り込みの映像こそ見たかったのですが・・・・・。先週も、韓国が違反操業の中国漁船を追跡。中国船が体当たりののち、沈没。中国船長が死亡との報道がありました。尖閣諸島の事件も、場合によっては大事故に発展する可能性が充分あったわけです。

今回の乗船で面白かったのは、「ロシア違反船の対策マニュアル作り」に参加したことです。役所としては、毎回通訳が乗船とは限らない。従って、その時の対応としてマニュアルが必須、ということでしょう。私は、和文露訳に協力したのですが、いろいろな場合を想定した問答集を読み、海上での取締業務の複雑さ、彼らの仕事の大変さを垣間見た感じでした。

昨年、私は、「航海秘話」の話をし、その時、日本人がいかにしてロシア語を学んだかに触れました。幕府が捕え、牢獄へ入れたロシア人を活用して、長崎の通詞が懸命に学んだという話です。この幕末時代の牢獄での露語学習、そして21世紀の現在、船内で違反船対策に取組む水産庁職員、この対比が私には非常に興味深く感じられた次第です。

私が昔、ロシア語を選択した理由は、至極単純で「米ソの冷戦時代というからには、両国の言葉を多少は知っておく必要あり」でした。そして学生時代、サケマス監視船に乗船。そこから船、海とのつながりができました。雑学大学との関係も、吉祥寺でたまたまその存在を知り、そこでの出会いがさらに神田雑学大学へと発展し、本日に至っております。私には、この「ロシア語と雑大」という2つの出会いは、たいへん大切なものです。これからもこうした出会いを大切に、「海、船」を軸に世界の興味ある話を探っていきたいと考えております。本日は誠に有り難うございました。

最後に、川上・中村両博士を囲んで出席者全員の記念写真を撮り、つつがなく雑学博士学位授与式を終了しました。

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プリントアウト用拡大画像は此方をクリックしてください。

集合写真
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第2部 雑学博士学位授与式祝賀会・望年会

19時からは、近くの喫茶店「クレオール」(千代田区猿楽町)に会場を移し、33名の貸切で、会費制(2500円)によって、雑学博士学位授与式祝賀会・望年会が開催されました。

第1部に続いて、大空理事の司会進行で開会。ついで吉田悦花理事長が、「本日は、歳末のお忙しいところ、クリスマスイブにもかかわらず、たくさんのみなさまが、川上さんと中村さんの雑学博士のお祝いに駆けつけてくださり、まことにありがとうございます。わたくしは、理事長に就任してまだ間がありませんけれども、このたびの授与式と祝賀会を主催させていただきました。みなさまにはたいへんお世話になりました。新年は7日から講座がスタートいたします。引き続きまして、来年もよろしくお願いいたします」とご挨拶しました。桑垣俊宏理事による乾杯の音頭ののち、会食・懇談に移りました。

祝賀会クレオールの様子


吉田源司理事より、2011年1月7日の講座のご紹介がありました。「『音楽はバリアフリーだ』と題して貝谷嘉洋さんのお話です。貝谷さんは、全国の障がい者が、グランプリを目指して集う音楽コンテスト『ゴールドコンサート』を主催しておられます。千代田区の区民ホールで始まりましたが、今では東京国際フォーラムで毎年開催され、全盲のミュージシャンが、大手レコード会社からメジャー・デビューを果たすなど、社会的な評価も高まっています。筋ジストロフィーで半寝たきりの貝谷さんが、このイベントを通して展望する日本の社会とは? どうぞご期待ください」。

最後に、得猪外明理事の一本締で、盛況裡のうちに散会いたしました。




記録:肆矢鴻一
会場写真撮影:橋本 曜
HTML制作:和田節子


本文はここまでです


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