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2012年10月5日 神田雑学大学定例講座NO610 

フルーツ オンリーワンであるために、講師:児玉典男(和歌山・観音山フルーツガーデーン園主)
http://www.kannonyama.com/




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画鋲
講師紹介(吉田源司理事)
和歌山で100年つづくみかん農家
観音山みかん100%ジュースと酸っぱいみかん
安全で、おいしくなければフルーツではない!




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講師紹介(吉田源司理事)
きょうは、はるばる和歌山県紀ノ川市から、「観音山フルーツガーデン」の児玉典男さんにお越しいただきました。

児玉さんは、明治時代に山を開墾して以来100年つづく、みかん農家の5代目です。「美味しいフルーツは、人々に感動や生きる力を与える」という信念のもと、たんに美味しいだけではなく、安心・安全、園地そのままの味をご家庭にお届けして、40000人のユーザーに支持されています。

きょうは、フルーツの生産現場の生の声をみなさんにお届けできたらと思います。さらに、ご出席されたみなさんには、「観音山フルーツガーデン」の採れたての新鮮フルーツや絶品ジュースを味わっていただくという、素敵な企画も用意しています。どうぞお楽しみに。

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児玉典男講師和歌山で100年つづくみかん農家
和歌山県紀の川市の「観音山フルーツガーデン」からまいりました児玉です。「観音寺フルーツガーデン」は、西国三十三番の三番札所・粉河寺の里山で、弘法大師の空海を開祖とする霊場・高野山のふもとにあります。観音様の裏手に広がる山は、昔から、観音山と呼ばれ、おいしい柑橘類ができるといわれています。

吉田理事のご紹介にもありましたように、明治時代に山を開墾して以来、100年つづくみかん農家です。紀州の大空と紀ノ川の恵みに支えられ、明治44年からみかんを中心に柑橘類を中心にさまざまなフルーツを栽培・販売させていただいております。

私は、いま話題の団塊の世代真っただなかです。 子供の頃から、父親の果樹栽培にかける情熱を見て育ちました。地元の川原小学校、粉河中学校、粉河高等学校を卒業後、農業を学ぶため、三重大学農学部農芸化学科(現・生物資源学科)に進みました。

そして昭和47年春、地元・観音山にすべてを注ぐべく、卒業と同時に就農しました。 以来40年、ひたすら柑橘栽培に没頭してまいりました。いま、「観音山フルーツガーデン」で徹底している「安全・安心」の栽培に関して、農芸化学を専攻していたことが、とても役立っています。

現在、4代目の妻、5代目の私と妻、6代目を中心に、観音山で草木や鳥や虫と会話しながら、安全でおいしいフルーツの栽培に汗を流しております。 最近では、柑橘類はもちろん、レモンやデコポン、「はるみ」といった新しい品種の栽培にも力を入れております。なかでも国産レモンは、全国のみなさまに喜んでいただいて、私たちの大きな喜びにもなっています。

講義中の部屋の様子

最近、いろいろな方のご協力をいただき、さまざまな場所に出向く機会が増えてまいりました。NPO法人神田雑学大学とのご縁も、こちらの吉田悦花理事長が、「観音山フルーツガーデン」に雑誌の取材でお見えになったことがきっかけです。 そのとき、「東京でもどこでも、みかんを持ってうかがって、みなさんにお話させていただきます」とお約束したのです。それが実現して、今回の講座につながりました。

私たちの仕事は農業です。農業は、お医者さんや弁護士さんなどと違って、とくに資格がなくても、土地さえあれば、だれでもできる職業です。だからこそ、農家としてのプライドを持って、「農業のプロ」にならないといけないと思っています。そうでなければ、職業としての農業をつづけていく意味がないと、日夜研究をつづけています。

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観音山みかん100%ジュースと酸っぱいみかん
いろいろお話する前に、みなさんにぜひ、味わっていただきたいときょうお持ちしたのは、この「観音山みかん100%ジュース」です。原材料は、紀州観音山(登録商標)のみかんだけ。保存料などの添加物は一切使用しておりません。みかんは、1つずつ丁寧に皮をむいてから搾っています。みなさんに1本ずつお配りますので、ぜひこの場で味わってください。

とろコク絞り(瓶4本、前、右側面、後ろ、左側面)

とてもしっかりした瓶でしょう?スタイリッシュなボトルは、見る角度によってかたちが違います。ふたをひねって開けて、そのまま口につけて飲んでみてください。みかんのよい香りが、ふわぁ~っと漂いませんか?

濃いオレンジ色は天然のもので、保存料や着色料などの添加物は一切使用していません。「とろコク搾り」というキャッチフレーズどおり、とろりとしたのど越しでは、ありませんか?

みかん独自の甘みが凝縮されて濃いのに、後味はスッキリ爽やか。渋味のない、素直な味。トロリとした喉ごしは、いままでにない飲みやすさだと、おかげさまで、おとりよせネット
「ベストお取り寄せ大賞2010」の「コーヒー・茶・ジュース」の部門で金賞を受賞させていただきました。ここ紀州の地でできるみかんの美味しさ、和歌山の素晴らしさを証明できたようで、うれしいです!

みかん

もうひとつ、青いみかんもお持ちしました。小ぶりの酸っぱいみかん、これも好きな方が多いんですよね。みかん農家は、これまで甘いみかんばかり追い求めて作っておりましたが、酸っぱいのが好きな方も多いので、そのご要望にお応えしていこうと取り組んでいます。こちらも配りますので、この場で皮をむいて、そのまま召し上がってみてください。いかがですか?

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安全で、おいしくなければフルーツではない!

児玉さんご夫婦と可愛い二人の子供さん観音山フルーツガーデンは、「安全で、おいしくなければフルーツではない!」をキャッチフレーズにして、うちの孫たちにも、丸かじりさせられるものを生産しています。そのため、自家製の堆肥をつくり、有機肥料に重きを置いています。農薬は必要最小限に抑えて、とくに収穫前の防腐剤や防カビ剤やワックス処理は一切行っていません。

よい肥料と熟度の高い堆肥に加えて、江戸時代につくられた豊富できれいな水源から潅水できる設備があるのが自慢です。

デコポンやレモンやポンカンなどは乾燥に弱いですから、真夏だけでなく、1年を通じて潅水が必要です。干ばつから守ることで、気象に影響されにくい力がフルーツに備わり、高い品質が保てます。健全な環境で育ったフルーツは、防腐剤散布やワックスを使用しなくても簡単には腐りません。

フルーツの収穫の直前に、1本1本見て回って、その木の中で、もっともまずそうな果実をとって試食するそうだ。試食してゴーサインが出たら、収穫しています。

見た目の色だけを基準にして収穫してしまうと、そのあと、光センサーを使用しても、人間の感じる食味を測ることはできません。糖度や酸度はデジタルの世界で、人間の感じる食味はアナログの世界です。糖度や酸度の数字だけで、食味は表現できません。信じるのは、自分たちの舌のみです。

果実の味の劣化の原因は、収穫・搬送・選果、箱詰め・配送の中での衝撃にあります。そのため、ひとつひとつ人の手で計量秤を用いて選別され、卵を扱うようにやさしく丁寧に箱詰めして、直送しています。

お客さまから、よく驚きの声をいただきます。収穫から発送まで、フルーツを丁寧に扱って、美味しいものをお届けしたいというこころが伝わるのだと思います。新鮮で長持ちするので、防腐剤はもちろん、ワックス処理も必要ありません。

商品をお送りしたお客さまから、よくお手紙をいただきますが、とてもうれしいですね。たとえば、「観音山フルーツガーデンのフルーツひとつひとつに、丹精込めてつくられている児玉さん一家のお人柄が反映されていると思います。フルーツの向こうに、みなさんのお顔が浮かんで、ほんとうに出会えてよかったと思う味でした。こんなに作っている人たちのことを思いながら、フルーツを口にしたことは初めてかもしれません。これからも、ず~っと素敵な農園でいてください。ありがとうございました」。

ミカン畑を背に笑顔の児玉ご夫妻


これからも、和歌山のフルーツにまつわる素晴らしい物語を、しっかりとプロデュースして、世界中に伝えていきたいと思います。みなさんに安全で美味しいフルーツをお届けできるよう、日々研鑽に努めてまいりますので、これからも「観音山フルーツガーデン」をご愛顧いただけますよう、どうぞよろしくお願いします。





講座企画・運営:吉田源司
構成:吉田悦花
写真提供:児玉典男
会場写真撮影:河野成夫
HTML制作:和田節子


本文はここまでです


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