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2013年1月25日 NPO法人神田雑学大学 定例講座 No.632  


講義名 マジックに魅せられて



講師 澤田孝之・(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)
東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ


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講師紹介

マジックとの出会い

マジックの効用

海外旅行でマジックが武器に

東京アマチュア・マジシャンズ・クラブとは 

マジックで元気に





講師の澤田孝之さん

講師紹介(吉田源司 統括理事)

きょうは、日本で最も歴史のあるアマチュアのマジシャンズ・クラブである、東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(TAMC)から、 澤田孝之さんをお招きしました。手先と頭をふるに使うマジックの魅力について、マジックの実演とともに語っていただきます。

澤田さんが所属されているTAMCは、1933(昭和8)年に設立された日本で最も歴史のあるアマチュア・マジシャンズ・クラブです。 マジックの研究や発表会を行うとともに、ボランティアでマジックを発表することで、 明るい社会や楽しい生活を築く社会活動も積極的に展開されています。

ここ「ちよだボランティアセンター」会議室でも、千代田区在住・在勤・在学の方を対象に、「ボランティア・マジック入門講座」を開いて、 マジックを習得したい方に、ハンカチや新聞やトランプなど、身近なものを使ったやさしいマジックを教えておられます。 澤田さんのユーモアをまじえたお話とともに、得意のマジックを数多く披露されて、みなさん「楽しい、おもしろかった、 またぜひ見たい」と、とても喜んでおられます。 そこで、ぜひ、NPO法人神田雑学大学の定例講座でも、その実技を披露していただこうということになりました。では、 よろしくお願いいたします。

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マジックとの出会い

私は、1933年8月に愛知県で生まれました。中学・高校と愛知県で過ごし、一浪したのち、北海道大学農学部に進みました。 北海道の学生寮に暮らして、卒業後は道庁に就職が決まっていました。しかし、網走につとめることになり、 あまりの寒さに音を上げていたので、道庁づとめを辞退して、東京で就職しました。

マジックというと、戦前、小学1年生のときに、露店で初めてみた「煙草の煙を際限なく出す」というマジックを思い出します。 ヘビースモーカーだった親父が喜ぶのではないかと、だまされているとも知らずに(笑)、 その煙草の煙が出るおもちゃをおこづかいで買いました。

新聞紙を使って手品をしている澤田孝之さん 新聞紙を使って手品をしている澤田孝之さん
新聞紙を使って手品をしている澤田孝之さん トランプを使って手品をしている澤田孝之さん

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マジックの効用

東京でサラリーマン生活を送っていた50代の終わり頃、友人に誘われて、マジックを始めました。 手先の動きは脳の動きと連動して、10本の指をそれぞれ別々に動かす訓練をすることで、脳を刺激することができます。 囲碁もやっていたのですけれど、マジックの手先の動きを習得して、もっと上達したいと、 定年の数年前から本格的にマジックを学ぶようになりました。

マジックに使うさまざまな小道具も、自分なりに工夫して手作りするようになりました。 グッズも自分で作れば、市販のものよりもだいぶ安く調達することができます。 マジックの原理を覚えながら楽しく工作をして、安くて使いやすいグッズをそろえることができるので、一挙両得です。

海外旅行でマジックが武器に

欧米では、マジシャンはプロ・アマを問わず、社会的にステイタスが高く、敬意を払われる存在です。海外では、 どこでもマジックを演ずると、敬意と好意を込めたまなざしを送られ、すぐに親しい関係になることができます。 日本では、マジックは、たんなる手品の見世ものといった感じですが、欧米では、カルチャー(文化)として確立して認識されています。 それだけ、マジシャンの社会的地位も収入も高くなっています。

マジックの習得は、手先の器用さには関係ありません。タネを知らないとスゴイ!  いざタネを知るとなんだかバカバカしい(笑)。そんな不思議で、楽しく演ずることができるマジックが限りなくあります。 私も、海外旅行の際、マジックを身につけていたため、海外のみなさんにも、とても楽しんでいただき、 文化交流としてたいへん有用でした。どこへ行ってもマジックが武器となったのです。 好奇心と感性を鈍らせないためにも、みなさんにも、大いにマジックをおすすめいたします。

手品をしている澤田孝之さん 手品をしている澤田孝之さん
手品をしている澤田孝之さん

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東京アマチュア・マジシャンズ・クラブとは

吉田さんからもご紹介がありましたけれど、東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ(通称TAMC)は、昭和8年、徳川義親侯爵、 東大名誉教授の緒方知三郎博士を中心に「奇術の趣味を通して相互の親睦を図り、技術の研鑽に励むこと」を 目的として創立された日本で最初のアマチュア・マジシャンズ・クラブです。

現在、会員約90名、月2回の例会と1回の研修会を開催し、会員による奇術の発表、奇術に関する新しい情報の交換、 ゲストを招いての研究、マジック発表会を行なうとともに、国内・海外研修なども行なっております。 また、福祉団体などからの要請に応えたボランティア活動も活発です。趣味のマジックを通じて、 良き人間関係を構築しながら、社会貢献をすることを目指しています。

70年以上前から、私たちの先輩会員は、傷病兵や出征留守家族の慰問をはじめ、戦後は養護学校の設立に協力するなど、 趣味のマジックを通して、自らの研究の成果をもって社会貢献を行ってきました。

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マジックで元気に

平成12年に、ボランティア委員会を発足させ、組織的にボランティア活動を行なうようになりました。高齢者施設、障害者施設、 病院、幼稚園、保育園、学校などで、マジックを通して、明るく楽しい社会づくりにお役に立てるよう努力しています。 また、講演会や講習会なども活発に行なって、マジックの披露、簡単なマジックのレクチャーをするなど、 マジックの普及に尽力しています。身近に目にするマジックに身を乗り出す人がいるなど、笑いと拍手で盛り上がります。 楽しんでいただいたあと、簡単な「メビウスの輪」や「ティシュマジック」などをレクチャーすると、さらに喜ばれます。

熱心に見ている聴講生 紐を使っての手品に見入る聴講生

幼稚園や小学校の子供たちは、真剣な目つきでマジックの演技を見つめています。 食い入るような目つきで、覚えたいという意欲に満ちています。実際に、覚えたばかりのマジックを発表してもらうと、 子供たちが、大きな喜びと満足感を味わっていることが、その表情からうかがわれます。 観客もマジックに参加しているという意識があると一体感が高まり、注目度や関心度も高まります。

マジック歴の長い人は、手際がよくて、とてもうまく演じます。私たちも、繰り返し練習をして、本番をたくさん積むことで、 マジックの見せ方や話し方、演技の間のとり方、どのようなマジックが喜ばれるかなど、いろいろ参考になります。 最も歴史のあるアマチュア・マジシャンのクラブでは、さまざまな施設や学校などで、楽しいマジックを行っています。 私は、こうしたボランティア・マジックに、数多く出演させていただいています。これからも、 学んだマジックや研究成果をボランティア活動に生かして、みなさんの元気を引き出したい。 すこしでも明るい社会づくりに役立てることができれば、いっそうの喜びになります。



講座企画・運営:吉田源司
テキスト製作:吉田悦花
写真撮影:吉田悦花
HTML制作:上野治子

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